江戸から令和まで新・ロジスティクスの歴史物語

江戸から令和まで新・ロジスティクスの歴史物語

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出版社
白桃書房
著者名
苦瀬博仁
価格
2,500円(本体2,273円+税)
発行年月
2022年8月
判型
四六判
ISBN
9784561712268

「物の運び」、すなわちロジスティクスは、私たちの生活や産業に欠くことができない、まさに「縁の下の力持ち」である。その研究の第一人者である著者は、ロジスティクスが都市の形成や歴史の帰趨を左右してきた事例が多いという。

本書は、流通システムが確立された江戸時代から現在までの、特にロジスティクスが深くかかわった歴史を掘り下げる。さらに新版として2つの章が加筆された本版では、平成・令和のロジスティクスとして取り組むべき重要な課題である環境対策、そして災害時の緊急支援物資の供給対策を取り上げるのとともに、都市や地域社会という生活の場でのロジスティクスの将来を考えることで、令和のロジスティクスのあり方を占う。

 第9回(2016年)住田物流奨励賞を受賞した名著が、現代社会でも極めて重要でヴィヴィッドな社会的課題、また、今後のロジスティクスの絵姿を大胆に論じることでパワーアップし、さらに読み応えを増した。

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