終わりの象徴

終わりの象徴

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出版社
幻冬舎メディアコンサルティング
著者名
あらき恵実
価格
880円(本体800円+税)
発行年月
2022年8月
判型
A6
ISBN
9784344937833

看護師の著者が紡ぎ出す、心の苦しみに寄り添ったラブストーリー

「先生はわけもなく、胸の内が空っぽになったみたいに感じることってありますか?」
母子家庭で育った小学五年生の咲希は、夕日が怖い。
夕方になると六歳の時に失踪した父を思い出すからだ。絵画教室の澤田先生は、
そんな彼女に胸の内にあるものを描いてみるよう勧める。
一方、クラスの人気者・圭太は無口だが美人の咲希のことが気になって仕方がない。
夏祭りをきっかけにカップルになった二人。やがて高校生になり、事件は起こる――

【目次】
一、少女に憑りつくもの
二、海、手と手
三、決壊
四、五年の月日、闇の中を進む船
五、儚い夕月
六、旅の果て
七、怒りの蓋
八、喪失
九、真相
十、別れのクリスマス
十一、死と再生

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