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三つの時代の三つの死。
十津川警部、古代史の謎に挑む!
今年3月に逝去した著者の年譜を収録。
編集者の長谷見明は若い天才画家といわれながら召集されて沖縄で戦死した祖父・伸幸が描いた「有馬皇子像」を実家の屋根裏から発見した。
有馬皇子は、中大兄皇子によって罠をしかけられ処刑された悲運の皇子だ。おりしも、太平洋戦争をテーマとした座談会に出席した長谷見は、
曾祖父・裕太郎が経営していた料亭「さくら」には軍関係者がしばしば訪れ、東条英機暗殺計画も練られたというのだ!
そんな折り、十津川と亀井が長谷見を訪れる。座談会の関係者が殺されたというのだ…!?
古代史の謎、東条英機暗殺計画の謎、そして新たな殺人事件!
十津川警部シリーズ、会心の傑作長篇!
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