台湾の南向政策・新南向政策

台湾の南向政策・新南向政策

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出版社
一藝社
著者名
洪博文
価格
5,280円(本体4,800円+税)
発行年月
2022年7月
判型
A5
ISBN
9784863592605

1960年代から台湾は輸出を産業政策の柱とし成長を遂げてきた。1980年代に入りアセアンとの経済協力関係を活発化し、工業化への大きな推進力とした。1990年代に入り、研究開発投資により技術的格差の拡大を図り先進国と向き合った。台湾と他国の産業上の関係は「雁行形態」型経済発展モデルすなわち日本が先導役で経済発展の先頭に立ちそれからアジアNIESがその後を追い、アセアン諸国や中国が続いて経済発展に加わる。台湾の南港政策、新南向政策におけるASEAN諸国の協力には先進工業国の経済力が大きく関わり、大型経済協力プロジェクトが行われている。また中小規模プロジェクトの経済協力を新南向政策を通して行い、そこに先進工業国と発展途上国の間の補完的関係、協力と提携、今後の発展の余地が大きくあると見られている。これらを踏まえ、本書では、「雁行形態論」の基本理論とグローバルバリューチェーン(GVC)の形成と背景及びそのメリット、デメリットに触れ、南向政策、新南向政策におけるいくつかの国との経済・貿易から人材・教育・文化、農業、観光、医療、科学技術など多方面の交流と協力を考察する。

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