取り寄せ不可
■本誌概要
Vol.5の特集テーマは「誤る」。「誤る」ことは受け入れ難きことだ。相次いで起こる行政や企業など不正隠しは 持ちの最たるものだし、身近な人間関係でも後ろめたさは否めない。それは今の社会の不寛容さを、鏡写しに物 のかもしれない。もちろん、同じミスを繰り返すことはよくない。しかし、「誤る」ことを恐れて、無難な道を も、どこか平坦な道筋しか見えないのではないだろうか。それが全てとは言わないが、そんな暗い雰囲気が「誤 言葉を通して、現代の社会で感じられる。だからこそ、後ろめたさと一緒に自分仕様のものさしをもちながら、 を続けていく。そこに「自由」があるのではないだろうか。ミスや誤ちのなかでの気づきこそ、新たな視点や価 につながるはずだ。今号はそういった思いのもと、「誤る」ことを考えて肯定するために、様々な方々の思想やっていく。
■構成
巻頭インタビュー _特集テーマそのものである動詞(=「誤る」こと)を考えるインタビュー企画。
▼出演者:加護亜依
Part1 | 誤りの境界線
_「誤る」の判断基準は、各人が属す社会や文化、立ち位置などの違いによる変わってくるはず。 さまざまな場面やシチュエーションで、誤るとその境界を考えてみる。
▼出演者:金田一秀穂、環ROY×角銅真実、高橋ユキ 、ネルケ無方、高橋桐矢
Part2 | 謝ったっていいじゃない
_偉大な発明や歴代の偉人たちによる偉業は、偶然の失敗やミスの繰り返しから生まれてきた。 もちろん良い誤りと悪い誤りはあるけども、肯定的に「誤り」ができるように、実践や考えを聞いていく。
▼出演者:東浩紀、渡邉康太郎、荒木優太、小国士朗、立川談慶、岩崎う大
Part3 |「誤り」と向き合うために
_「誤る」を肯定したものの、それでもどうしても誤れない立場や状況もあるはず。 失敗をしないために、それでも失敗をしてしまった場合にどうするか、その対策について考える。 また、自身や周囲の誤りをどう「許す」のか。誤りへの対応や許し、更生までのストーリーを追う。
▼出演者:パンス、平林都、阿部大樹、信田さよ子、武田砂鉄×文月悠光×岸田奈美
連載
・巻頭エッセイ 〓日常って何だろう?〓
▼寄稿:村田倫子、上坂あゆ美、片岡メリヤス
・連載1 Mixed Feelings
▼寄稿:モリテツヤ、深津さくら、苅田梨津子、吉田靖直、絶対に終電を逃さない女、植田りょうたろう
・連載2 街を撮る|平松市聖
・連載3 「映画」はある日、突然に。|金子由里奈、Super-KIKI
・連載4 専門誌に聞いてみた|vol.6『散歩の達人』
・連載5 対談連載「拾ってみる」|森岡督行、遠藤薫
・連載6「だからボク、今日はもう、何もしない。」|西島大介
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。