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昭和十九年十月、まだ幼さが残る十一歳の勇少年は、日々激しくなる米軍の空襲戦から逃れるため、親元を離れて、勇壮な富士山が美しい山中湖畔へと学童集団疎開へ旅立った。「いちばんすきなのは手紙、それから御飯とお三時」という勇少年。
SМSや携帯電話がなかったこの時代、子どもたちの寂しさを紛らわし、親子がお互いに無事と健康を知らせ合う唯一の手段が、毎日のように親子で交わされた手紙であった。 本書は、奇跡的に遺された勇少年とその両親の書簡集を通して知る、山中湖畔暁星疎開学園での疎開生活と親子、家族の絆、そして幼さが残る子どもが逞しい少年へと成長する様子が記された、親子で綴る珠玉の書簡集。
また本書は、子どもの目を通して戦争を知るノンフィクションであると同時に歴史的な資料集でもある。また、現在の暁星小学校の吉川校長先生の推薦文を巻頭に掲載している。
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