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エドモン・ド・ゴンクール著『北斎』は、著者が古美術商林忠正の助力を得て、北斎に美術史上の評価を与えた、先駆的業績であるが、その評価はいかなるものであったか。筆者の見解は、ゴンクールが、「版画の世紀」と謳われたエッチングを中心とするフランス版画と同じ土俵に北斎を上せ、版画家でもあった弟ジュールとの共著『十八世紀の美術』の延長線に、世界美術史上の類稀なデッサン画家として位置付けたというものである。
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