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『日本書紀』の深い森なかへ。
追跡するなか、古墳に関する多くの「謎」が解けた!
『古事記』と並ぶ日本最古の歴史書(正史)である『日本書紀』には数多くの「謎」が
残されている。本書では、古代の大王制から天皇制へと移る時期の「謎」に的をしぼり、
「真」の歴史を探究すべく、神武天皇から継体天皇までの歴史の再現を試みる。
その主たる分析の手法は、畿内に散在する巨大大王墓の築造時期や分布が、大王権力の
所在を示すという基本的認識を軸に、『日本書紀』『古事記』『三国史記(新羅・
高句麗・百済)』、さらには『金石文』等の記述における内容との一致または不一致の
検証を行い、より「真実」に近いであろうと考えられる「歴史」を再現するというもの
である。
[内容・目次]
(第1章)神武天皇の謎
(第2章)崇神天皇の謎
(第3章)神功皇后の謎
(第4章)応神天皇の謎
(第5章)仁徳天皇の謎
(第6章)允恭天皇の謎
(第7章)雄略天皇の謎
(第8章)継体天皇の謎
(補章)前方後円墳の時代
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