DHCスラップ訴訟

DHCスラップ訴訟

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出版社
日本評論社
著者名
澤藤統一郎
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2022年7月
判型
B6
ISBN
9784535526372

批判封じと威圧のためにDHCから名誉毀損で訴えられた弁護士が表現の自由のために闘い、完全勝訴するまでの経緯を克明に語る。

【目次】
はじめに

第一部 ある日私は被告になった

1 えっ? 私が被告?
2 裁判の準備はひと仕事
3 スラップ批判のブログを開始
4 第一回の法廷で
5 えっ? 六〇〇〇万円を支払えだと?
6 「DHCスラップ訴訟」審理の争点
7 関連スラップでみごとな負けっぷりのDHC
8 DHCスラップ訴訟での勝訴判決
9 消化試合となった控訴審
10 勝算なきDHCの上告受理申立て

【第1部解説】
DHCスラップ訴訟の争点と獲得した判決の評価 光前幸一

第二部 そして私は原告になった

1 今度は「反撃」訴訟……なのだが
2 えっ? また私が被告に?
3 「反撃」訴訟が始まった
4 今度も早かった控訴審の審理
5 感動的な控訴審「秋吉判決」のスラップ違法論

【第2部解説】
DHCスラップ「反撃」訴訟の争点と獲得判決の意義 光前幸一

第三部 DHCスラップ訴訟から見えてきたもの

1 スラップの害悪
2 スラップと「政治とカネ」
3 スラップと消費者問題
4 DHCスラップ関連訴訟一〇件の顛末
5 積み残した課題
6 スラップをなくすために

【第3部解説】
スラップ訴訟の現状と今後 光前幸一

あとがき

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