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H氏賞詩人、鍋島幹夫幻の第四詩集
白い山が動いた
砂の柱が歩いた
動けなかった
夏の日の正午
だれもいない檻の前で
熱い乳を捨てに行く
乳は谷を白く染めた
じっと見ていた
熱い熱い夏の日
水の中を動く犀
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