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「本土復帰」から50年を経てもなお、いまだに基地と貧困が集中している沖縄。
安全保障のためには基地の集中は仕方ないという、一方的な主張に加え、近年、沖縄の貧困問題は、沖縄の人びとの文化や性質に原因があるとする自己責任論が増えてきた。
本書では、このような主張に対して真正面から対峙する。
沖縄の基地問題と貧困問題に共通する原因として、「本土優先―沖縄劣後」という差別構造によりつくられた「自由の不平等」に焦点をあて、基地と貧困の公正で民主的な一体的解決をめざす提案の書。
【推 薦】
基地があることも、貧しいのも沖縄の「運命」なんかじゃない。
本書は「基地か経済か」を選ばされてきた私たちが言語化したかったものが凝縮されている。
オリエンタリズムやイデオロギーに回収されることなく、
構造的差別にメスを入れ、本土と沖縄の人びとがマットーバー(まっすぐ)に歩いていくための待望の書!
親川志奈子 沖縄大学
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