FMWをつくった男たち

FMWをつくった男たち

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出版社
彩図社
著者名
小島和宏
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2022年8月
判型
四六判
ISBN
9784801306042

1989年10月10日、東京・後楽園ホール。この日、満員の観衆に見守られながら、日本のプロレス史に名を残すある団体が旗揚げ戦を行った。

元全日本プロレスの大仁田厚を中心にした、〝なんでもあり〟のプロレス団体『FMW』である。

わずか5万円の資金で旗揚げされたというバックグラウンド、大部分が新人という選手層の薄さ……しかし、FMWはそのハンデを逆手にとって、ファンの支持を集めていく。そして、旗揚げから約2年、〝電流爆破デスマッチ〟を武器に、川崎球場を3万人を超える観衆で一杯にすることに成功する。

メジャー団体が全盛だった90年代に起きた奇跡――なぜ日本初のインディー団体は、川崎球場を満員にすることができたのか。〝涙のカリスマ〟大仁田厚の功績はもちろん大きい。だが、実はその陰には奇跡の躍進を支えた「FMWをつくった男たち」がいたのだ。

『週刊プロレス』のFMW番だった著者・小島和宏が、フロント、選手など、初期FMWを知る関係者を直撃。数々の証言から知られざるFMWの歴史を浮き彫りにする。

営業、広報、生涯担当、リングアナ……。

誰も知らなかったFMWの、名もなき勇者たちの物語!

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