1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
わが国で小児に使用される医薬品のうち,およそ7割に小児の用法・用量が記載されていないという報告がある.また,小児に投薬するための剤形が少ないこともあり,臨床の現場では,やむを得ず錠剤を粉砕したり,カプセルを分解することで投与が行われることも多い.しかし,添付文書やインタビューフォームにはそのような(ある種の適応外の)使い方はほとんど提示されておらず,薬の安定性や均一性に問題があるまま投薬されていることも少なくない.
本書は,小児医療に携わるスタッフが,小児に対してできる限り標準的な治療を提供し,子どもへの適切な服薬指導・ケアをサポートするための情報が詰まった書籍である.
【特徴】
・小児によく使われる代表的な292の薬剤を五十音順で検索できる.
・小児への適用がない,または添付文書に小児薬用量の明確な記載がない薬剤についても,著者が各種文献をもとに調査した適用量を掲載.
・「粉砕・脱カプセル」「薬の味」「薬を飲む際の飲料との相性」「実寸大イラスト」といった,小児臨床で役立つ情報が満載.
【薬剤ごとの主な掲載項目】
・用法・用量
・禁忌・注意
・服用時の留意点
・肝・腎機能障害患者への注意点
・有効成分の水への溶解性
・経管投与
・粉砕・脱カプセル
・保管条件
・後発品
・OTC
・味の評価
・薬剤と飲料との相性
・錠・カプセル等の実寸大イラスト
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。