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「安らぎ」「偽善」「あの世」「自然」「心」「武士道」……現代人の悩みや疑問を解決する糸口は、聖徳太子や福沢諭吉などの先人たちが用意していた!
私のしていることは正しいのだろうか? 幸せはいつまで続くのだろうか? 死んだらどうなるのだろうか? そうした悩みや疑問に対して、先人の言葉はよき道しるべとなります。本書は、ベストセラー『東大のディープな日本史』の著者が、聖徳太子、親鸞、本居宣長、福沢諭吉など先人の言葉を、センター試験(現・大学入学共通テスト)の「倫理」の問題を題材に“深く”解説。問題解決の答えやヒントとともに、私たちの心の奥底にある「日本の思考の型」を紐解きます。
センター試験の倫理の問題は、先人の言葉に触れるうえでまたとない教材です。「善行とは何か」「自然とどのように関わるべきか」など、ひとつのテーマで古代以来の思想と思想家について問う構成になっています。問題を一問一問たどっていくことで、私たちの悩みや疑問に対する解決の糸口が得られるとともに、この国の倫理思想を体系的に理解することができます。中高大学生にもビジネスパーソンにも「2度読み」をお薦めします。
第1章 「安らぎ」はどうしたら手に入れられますか?
第2章 私のしていることは「偽善」ではありませんか?
第3章 死んだら「あの世」で天国に行けますか?
第4章 どうしたら「自然」と共生できますか?
第5章 「心」はどこにありますか?
第6章 私には「武士道」の精神が宿っていますか?
特別付録1 日本の思考を理解するための仏教・儒教
特別付録 2 日本の思考を知るための重要人物24人
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