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宮本常一のもと、「旅して学ぶ」という社会実験が「日本観光文化研究所(観文研)」でおこなわれた。観文研には社会からはみ出して貧乏旅行をくり返す若い人々が、類は友を呼ぶように、水が流れ込むようにして集まってきた。宮本は、その若者たちに幾らかの金と居場所を与え、そして「さあ存分に歩け」と野に放ったのである。
昭和当時の日本や海外の暮らしを調べ・体験した旅人たちの貴重な「旅のインタビュー」満載!
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