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(あとがきより)
この本への加筆を終えて観て今、改めて思い起こされるのは、日月神示の一節です。
「三月三日(今年ならば四月三日)から更に厳しくなるから用意しておけよ。
五月五日(今年なら六月三日)から更に更に厳しくなるから更に用意して、どんな事起ってもビクともせん様に心しておいてくれよ、
心違ふてゐるから臣民の思ふことの逆さ許りが出てくるのざぞ、九月八日(今年ならば十月三日)の仕組 近ふなったぞ」
(日月神示 第九巻 キの巻 十四帖)
まさに六月に入ってから能登(のと)半島での地震が増加しています。能登半島とは、スサノオに関することが封印されている土地柄だと私は思っています。
能登半島には、古くから伝わる猿鬼(さるおに)伝説があります。特に能登町岩井戸(いわいど)地区には猿鬼伝説が伝えられており、その昔、猿鬼の霊を慰めるために建てられた祠(ほこら)が岩井戸神社だと伝えられています。
化け物のような形相の猿鬼は、奥能登のあちらこちらで悪さをして神々に退治されたという伝承です。でも、猿鬼の正体こそはスサノオ神であり、日本の支配者が国津神(くにつかみ)から天津神(あまつかみ)へと変更された時に、それまで能登半島を平和に治めていたスサノオ神に汚名を着せて追放し、猿鬼の悪魔として封じたと私は感じています。
今のこの時代になって、日月神示がいう「五月五日(今年ならば六月三日)から更に更に厳しくなるから」の六月から能登半島が揺れ始めていることに、スサノオ神の鳴動であり改革のノロシを感じます。
能登半島の形こそは、スサノオ神が持つ神剣・三種の神器である天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)であり、 草薙剣(くさなぎのつるぎ)であると、私は感得します。
神剣の形をした能登半島が揺れていることが、これが南海トラフ地震などへと、日本の中枢に影響を与える物事へと広がらないか? と懸念をしています。
でも、そうなってしまう前に、日本に住む人々が良心に沿って生き始めて、大自然に感謝をする人々が増えるほどに、最悪の事態が小難へと変わり、その教訓から更に日本が変わる良い改革へと移行することも感じています。
そうなる一助となるように、このような本が今のこの時期に出ることは、太古に押し込められたスサノオ神が、これから日本を改革し、世界も変えて行くサインとも感じています。
今の時節に『宇宙万象 第6巻』が世の中に出ることに、深い神意を感じています。
この本を読まれた方々に、日本の役目と可能性を感じて頂ければ幸いです。
令和四年六月 夏至を過ぎて
伊勢白山道
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