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ヘブライ語、アラム語の世界的権威による画期的な翻訳!
紀元前後のユダヤ教また新約聖書の背景を知る上で不可欠な死海文書。その中から最も重要な「創世記外典」「ハバクク書注解書」「共同体の規約」を精選して翻訳。
アラム語で書かれた「創世記外典」は聖典の「創世記」を、著者が想像を膨らませ、創世記をめぐって当時流布していた伝承を取り入れて創作した「当世風創世記」と呼んでもよい文書である。学界ではrewritten Bibleと呼ばれることもあり、死海文書の中には他にも幾つか例がある。残りの二書、「ハバクク書注解書」と「共同体の規約」はどちらもヘブライ語で書かれているが、前者はこれも死海文書の中にかなり多くの例のある文書群の一つで、後者は死海文書の中のかなりのものを執筆し、あるいは教団成立以前に遡る文書を書写し、またそれを読んだクムラン教団の憲章とも言える内容的に極めて重要な文書である。(「はしがき」より)
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