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鍵を握るのは、教材・資料から子供の「問い」が生まれる「発想の転換」!
■本書の概要
(単元を通じて、私たちがここまで学習してきたことは)「~のはずなのに、なぜ」(その学習したことの理解と目の前の現実がズレているのか?)は、学習問題の定型句、「問いの王道」であり、社会科授業のど真ん中に鎮座する不易であり流行です。
この社会科学習における「問いの王道」を主たるテーマとして研究し、実践し、まとめあげたのが本書であり、理論、座談会、実践事例で構成しています。
■本書からわかること
発想を転換する教材化の方法
社会科学習を通じて、いかなる困難に対してもプラス思考で柔軟に問題を解決する力が育まれるようにする教材化、視点を変えることでマイナスの陰に潜んでいたプラス面が見えてきたり、素朴概念の中に意外性が潜んでいることに気付いたりたりする教材化の方法を紹介しています。
本書において特に重視している考え方
●一般的な方法とは違うチャレンジをしている人物を取り上げることが、子供たちの社会的事象を見る視点を転換してくれる。
●子供一人一人が「大人って素敵だな。自分も将来そういう大人になりたいな」と大人へのあこがれをもてるような単元をつくる。
●単元の一番濃いところを学習できるような「社会的事象の意味を考える問い」が生まれる本時をつくる。
●これからの社会を生き抜くために求められるのは、子供たちが自在に「見方・考え方」を働かせられるようになることであり、そのために必要なのが「発想の転換」である。
●「『問い』は教材から生まれる」という着眼点から「教材化」を図ることができれば、(教師が計画時に想定した「問い」とはパラレルな)子供の側の「問い」が生まれる。
こうした考え方をベースに教材化を図り、単元をつくり、子供たちとともに学習を進めていくことで、「子ども自らが社会をおもしろく見る『目』」が、確実に養われます。その理論と方法を紹介しています。
■こんな人におすすめ
社会科の問題解決学習を通して、子供たち同士が追究し合い、発想を転換し、多面的・多角的に社会を見る目を養うための教材化をどのように行っていけばよいか、またそれら教材から子供たちの「問い」が生まれるようにするためには、どのように単元をつくり、本時をつくっていけばよいかについて興味・関心のある小学校の先生方にお勧めします。
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