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ボイジャーは1992年の創立からデジタル出版一筋に、30年の年月を生きてきました。
どうしてこの様な活動を行ってきたのか? 無我夢中で生きてきただけで、未来への思慮などを抱いていたわけではありません。しかし、振り返り、過去の記録を辿ってみると、今だからこそわかる当時の気持ちを知ることができます。
本書は2014年、Pamlinkが企画製作した『出版の未来』シリーズ第3回〝電子出版とは何かを問い続けて〟の音声インタビューが元になっています。インタビューアは元『MACLIFE』編集長の高木利弘さんです。
ボイジャー(ジャパン)が生まれた背景をはじめ、さまざまな事業の曲がり角にどう対処してきたかなど、率直に、自然に語りかけています。極めて小さな企業のたどった生い立ちにすぎないかもしれません。しかし、生きていく上で誰もが向き合わねばならない〝一寸先は闇〟の現実をきっと分かり合っていただけるのではないでしょうか。
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