南洋の日本人町

平凡社新書

南洋の日本人町

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出版社
平凡社
著者名
太田尚樹
価格
968円(本体880円+税)
発行年月
2022年7月
判型
新書
ISBN
9784582860078

《目次》   
序 章 南洋進出の先兵たち
第一章 シンガポールの日本人町
第二章 マレー半島に足跡を刻んだ日本人たち
第三章 コスモポリタンの街ペナン
第四章 日本を魅了したボルネオ島
第五章 ルソン貿易の基地マニラ―─マニラ日本人町の先駆者たち
第六章 マニラ麻で栄えたダバオの光と影
第七章 鎖国以前からあったベトナムの日本人町
第八章 山田長政がいたタイ・アユタヤ

《概要》
明治の世が始まると、閉塞感を打ち破るかのように、多くの人々が海外へと飛び出していった。その中には、成功をおさめて現地にその名を残す者のほか、人知れず無縁墓地に眠る者たちも数多く存在した。
日本の海外進出の先遣隊として南洋に渡った人々は、大戦に翻弄されながらいかに生きたのか――。
「南進論」に導かれて海を渡った侍や商人、職人らのほか、故郷のために身を売った「カラユキさん」と呼ばれた女性たちの足跡を追う。

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