Rikako Kawauchi:Works2014ー2022

Rikako Kawauchi:Works2014ー2022

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出版社
カルチュア・コンビニエンス・クラブ
著者名
川内理香子
価格
6,600円(本体6,000円+税)
発行年月
2022年7月
判型
B5変
ISBN
9784568105490

2015年の資生堂ギャラリー展示において、最年少でshiseido art egg賞を受賞したのを皮切りに、美大在学中から頭角を表し、昨年はTERRADA ART AWARD 2021のファイナリスト展に選出、今年も「VOCA展2022」で最高賞のVOCA賞を受賞するなど、注目を集め続けている新進気鋭のアーティスト。
空間的奥行きを感じられる表情豊かな「線」は、ドローイングに始まり、厚塗りした油彩の層を引っ掻くように描くペインティング、キャンバスに針金を施した作品や、ゴムチューブ、ネオン管、粘土などを用いた立体へと、彫刻的な空間表現に奥行きをみせている。子供の頃から抱く食と身体への違和感をテーマに、クロード・レヴィ=ストロースの『神話論理』の神話の世界に出てくる動物達など、モチーフは多岐に渡る。
今回の画集は、2020年に発行したドローイング集『drawings』(WAITINGROOM)に続き、2冊目。ドローイングに加え、ペインティング、彫刻作品を含み、2014年から最新作までの約150点を収めた。ペインティングは、引っ掻いたような強いタッチ、何層にも塗り込んだ絵具の層が、生々しい迫力を持って見るものを圧倒する。蛍光色も多様するペインティングの彩度にもこだわり、色彩を再現した。
作家の身体観を様々な観点から着目した蔵屋美香氏の論考、作家の幼少期から今後の展開までを取材した最新のインタヴューも収録した集大成的な1冊となった。
英文併記。

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