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一流の若手ソリストのコルトー、ティボー、カザルスの3人が結成した、20世紀を代表するピアノ三重奏団、通称「カザルス・トリオ」――彼らの録音は日本においても今なお人気が高い。本書はこのトリオの軌跡を豊富な史料や報道記事の抜粋とともにたどる伝記である。トリオというアンサンブル形態に対する研究が充実していることはもちろん、演奏家とその関係者(批評・出版・興行・団体など)をも調査した、社会史研究としての一面を持つ。コロナ禍によって「室内楽」が注目される今、重要な位置づけとなる一冊となる。(付録:録音一覧、年表)
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