出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
中上健次の文学を(再)開発文学の視座から捉え、ポストヒューマンをも射程に収めつつ、複数の方向に開かれた路地の「仮設」性に、脱国家・脱資本を志向する〈路地のビジョン〉=中上思想の可能性の中心を見出す。一見すると古く、停滞しているように見える路地。しかし「それは、状態として見れば停滞であるが、「運動として見れば抵抗である」(竹内好)」。「進歩」や「成長」が、実のところ荒廃や壊滅を意味する現代に、中上健次のアクチュアリティを問い直す、新世代の思想=文学論。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。