ドクターバク

ドクターバク

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
サンマーク出版
著者名
ゴキンジョ , 長砂ヒロ , 岸田健児
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2022年7月
判型
B5
ISBN
9784763140012

「苦しんだっていいさ。
ぼくがかならず、そばにいる」

ドクターバクとは、こころにできたクラヤ実を
食べることができるおいしゃさんです。

そんな主人公をもとに描かれる
この物語は、たいせつな人が
もしも苦しみの真っ只中にいるとしたら、
近くにいる人間として
「力になりたいけど、一体何ができるだろう?」
「力になるって、本当はどういう意味なんだろう?」
といったことをテーマに書き上げたものです。

そして、本作を手がけていく中で、
作者が気づいたのは、
「どれだけ苦しいかなんて、
本人にしか分からなくて、
そばにいる人間が、
その苦しみを
どうにかしようとすること自体、
間違っているのかもしれない」
ということです。

つまり、
「あなたがどれだけ辛いか分かるよ」とか、
「ぼくがその苦しみを半分もらうよ」とか、
そんな言葉を投げかけてしまいがちだけど、
本当は、どれだけ辛いかなんて
本人にしか分かりえないし、
苦しみを半分こにするなんて不可能なのです。

だからこそできることは、
「何があっても、
かならずそばにいる」
「ひとりにしないよ」と、
約束を交わすこと。
そして、相手の力を
信じること。

そこで、ドクターバクは
本書の中で優しく読者に語りかけます。
「苦しんだっていいさ。
ぼくがかならずそばにいる」と。

心細い気持ちや不安な気持ちが
ふわっと軽くなる絵本です。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top