特集:深まる軍事化の陰で――生存をささえる政治の課題とは
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特集 深まる軍事化の陰で――生存をささえる政治の課題とは
2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、世界中で軍事化を加速させつつある。ここ日本では核武装さえ叫ばれ、7月の選挙にむけて、軍拡・改憲によって「強い国家」をめざす動きがいっそう支配的になりそうだ。
だが過去2年間のコロナ禍は、ここに生きる人びとの「安全保障」について何を教えてきただろうか。市場成長を優先し「自助」を強調するような政治が、ジェンダーや国籍による権力関係の下で、いかに重大な命の格差をもたらすか、わたしたちはあまりに多くの事例を見てきたのではないだろうか。
この特集では、いっそう深まる軍事化の中で、すべての人の尊厳ある生を維持する「安全保障」の根本に立ち返り、忘れ去られてはならない政治課題について再確認する。そして、今後いっそう強まるであろう国家安全保障の論理の中でも、一人ひとりの尊厳にもとづく平和に向けて、政治的変革をあきらめないフェミニスト運動のあり方を考えようとする。政治に絶望したりあきらめないためにも、わたしたちが求める社会変革の道筋を言葉にしていきたい。
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