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小体だが、気の利いた旬の料理に、店主・喜八とその兄弟分・弥助の色男ぶりで人気の芝居茶屋かささぎ。
ある日店に、眼鏡をかけた上方言葉の客がやってきた。
風変わりなその男は、常連の娘・おあさの父にして狂言作者の東儀左衛門で、男前の喜八と弥助に台帳(台本)を書く手伝いとして、せりふ読みや立ち回りをしてほしいのだと言い出す。
一方、喜八は近所の大茶屋・巴屋がらみのいざこざに巻き込まれ……。
喜八と犬猿の仲である火付改・鬼勘も絡んで、またひと騒動の予感──大人気シリーズ第二幕!
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