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GIGAスクールと教育DX実現への羅針盤
本書の概要
「1人1台端末」に揺れる学校現場。「GIGAスクール構想」とは何を目指したものなのか? 旗振り役として文部科学省でGIGAスクール構想を推進した著者が,データ駆動型社会の到来を見据えて,教育DX実現への道のりを指し示す。
本書からわかること
「GIGAスクール構想」の真のねらい
「GIGAスクール構想」とは,単に児童生徒一人一人にタブレット端末が配られたというだけのことではありません。インターネット環境の整備や教育のデータ駆動化へ向けた取組など,今後の社会への対応を見据えたものです。 コロナ禍による整備の前倒しの経緯も含め,これまでの教育施策を踏まえて「教育とICT」の関わりについて解説します。
「データ駆動型教育」とは?
世の中にあふれる膨大な量のデータ。ICT化により,データを「どのように集めるか」ではなく,「どのように使うか」が今後は問われることになります。 授業改善はもとより,家庭への支援,教育行政での政策立案など,データ(あるいはエビデンス)を基にした取組が始まっています。
学習や生活の「土台」となる認知機能
教育のデジタルトランスフォーメーションに向けて,今後越えていくべき壁を7点指摘します。 すなわち,「デジタルと教育の対立構造」「ICT利活用の『横並び文化』」「安易な規則頼り」「教育DXの閉鎖性」「教育界の受け身姿勢」「教育産業の足踏み」「教育DXへの行政や社会の対応」です。 ときに厳しくも,学校教育現場へのあたたかな期待が込められたメッセージが記されています。
こんな人におすすめ
学校教育におけるICT利活用やGIGAスクール構想への理解を深めたいと思っている先生方にとっては,まさに必読の1冊です。特に,教育現場での舵取り役である管理職の先生方や教育委員会の方々にとっては,学校ICT化の推進に向けて大きなヒントを得られることでしょう。
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