介護現場の様々の記録を正しく読み、利用者の様子や問題を詳細に書く技術を身につける介護記録の読み書きトレーニング本。豊富な実例を用いた練習で現場の臨場感も体験。全ルビ付きで技能実習生、EPA、特定技能、定住外国人に最適。
■「はじめに」より
介護現場で働く外国人職員にとって一様に「壁」になるのが「記録」です。本書は、今現在、介護現場で困っている外国人介護職員、これから介護現場で働こうとしている外国人、またそのような外国人介護職員の指導をする支援者を対象とした「介護記録」の読み書きを練習するためのテキストです。実際に介護現場で書かれた介護記録・業務日誌をもとに、多くの記録例を紹介し、頻繁に使用されている言葉や表現を取り出し、読む練習、書く練習の両方が効率よく学習できるように構成してあります。介護記録を読んで状況をしっかり把握し、他の職員に利用者の状態を伝えることはもちろん、必要に応じて利用者の家族に開示するため、「読む」「書く」スキルをしっかり身につけ、より良い介護を目指します。
■目次
第1章 介護記録とは
第2章 介護記録を読む
第3章 介護記録を書く
第4章 介護現場に役立つ表現・言葉
第5章 付録(文法解説/よく使う漢字/日本人の苗字/日本の祝日/体の部位/介護用品/現場で役立つ声かけ集)
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