ラジオの戦争責任

法蔵館文庫

ラジオの戦争責任

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出版社
法蔵館
著者名
坂本慎一
価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2022年7月
判型
A6
ISBN
9784831826367

なぜあの戦争は起こったのか。なぜ「終戦記念日」は八月十五日なのか。そこには、当時最強のマスメディア・ラジオの存在があった―。

放送を軌道に乗せるために始まった初期の仏教講話の時代から「玉音放送」に至るラジオの歴史を五人の人物伝によってひもとき、日本が戦争を拡大させていった経緯と、またたく間に終戦を受け入れた背景に見え隠れする「日本特有の事情」を描き出す。

これまでの昭和史研究の〝盲点〟を突いた好著。

※本書の原本は、2008年にPHP研究所より刊行されました。

【目次】
まえがき
序 章 最強のマスメディア・日本のラジオ
第一章 「超絶」の演説家 高嶋米峰
第二章 時代の寵児 友松圓諦
第三章 熱意の商人 松下幸之助
第四章 希代のラジオ扇動家 松岡洋右
第五章 玉音放送の仕掛け人 下村宏
終 章 昭和初期ラジオの功と罪

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