十手家業 かぎ縄おりん

小学館文庫 小学館時代小説文庫

十手家業 かぎ縄おりん

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出版社
小学館
著者名
金子成人
価格
726円(本体660円+税)
発行年月
2022年7月
判型
文庫
ISBN
9784094071405

おとっつあんの仇は、あたしが必ず取る!

【第一話 おぼろ駕籠】
三光新道で居酒屋『あかね屋』を営んでいるお栄が、相談があると『駕籠清』にやってきた。八年ほど前、お栄の亭主・東次を刺し八丈島に流された兄・増蔵が、ご赦免になって江戸に戻ってくるというだという。

【第二話 大江戸嘘八百】
堀江六軒町の薬種問屋『康楽屋』の屋内で、主夫婦が首を吊り、子ども二人が殺害されているのが発見された。『康楽屋』は、この二年、坂道を転がるように没落したという。主の幸右衛門が最後に縋ったのは、『市子』と呼ばれる祈祷師だった。

【第三話 やっかいな客】
鎧河岸に向かう途中、おりんは女の頬を叩き続ける男を目にする。男は、妓楼『甲屋』の主・岩五郎の息子、耕太郎。おりんは耕太郎を自身番につきだすが、すぐに放免されていた。一方、お栄の営む『あかね屋』には、酔って別れた女の話を繰り返す銑三という男が入りびたるようになっていた。

【第四話 わけありの女】
七年前、浅草瓦町の博徒、馬の太平が捕縛された。太平は、捕縛される際、おりんの父・嘉平治から受けた傷がもとで、命を落とした。太平の死後、落ち目になった子分が、嘉平治に復讐しようとしているという噂が立つ。

【編集担当からのおすすめ情報】
かぎ縄よ、跳べ!
父を想い、前を向き続ける
おりんの姿に、勇気をもらいました。
--星野真里(俳優)

ドラマ時代劇「鬼平犯科帳」「剣客商売」「水戸黄門」「御家人斬九郎」「真田太平記」「腕におぼえあり」の伝説的脚本家による親子鷹人情捕物、最新作!

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