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本書は2019年の「3・1独立運動」100年を’契機に行なわれた本郷文化フォーラム・ワーカーズスクールの連続講座「朝鮮半島からみた日本の歴史」の講演録を採録・加筆したものです。
朝鮮半島と日本は、古代より深いつながりを持っていたにもかかわらず、明治維新を境にアジア、そして世界の盟主を夢見て帝国主義の道を歩んだ日本は、朝鮮の支配権をめぐって日清戦争、日露戦争を引き起こし、35年間におよぶ植民地支配の末、1945年に無条件降伏しました。隣り合う朝鮮半島と日本の歴史を真摯に学び、日本の植民地支配の歴史を反省するとき、現状を変革し未来を切りひらくことができるのではないでしょうか。
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