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日本医師会 推薦
労働者の健康管理対策として行う、
職務適性の評価とその結果にもとづく就業措置・支援は、
事業者が安全配慮義務を果たす上で、
すべての事業場で実施すべき活動とされている。
その中でも労働者の健康状態を総合的に評価・診断する職務は、
医師に固有の業務であり、
さらに職務適性は作業環境や作業方法などの理解にもとづいて
評価する必要があるため、事業場を担当している、
産業医以外には担当し得ない職務とされている。
つまり、職務適性の評価と就業上の
措置・支援に関する意見を述べることは、
産業医以外には担当し得ない固有の職務なのである。
本書は、産業医が労働者の職務適性の評価や
就業措置・支援を行う代表的な場面として、
「一般健康診断と事後措置」「長時間労働者の面接指導」
「ストレスチェック制度における面接指導」
「メンタルヘルス不調者の復職支援」
「母性健康管理措置」「治療と仕事の両立支援」の
6つを取り上げて、
それぞれの場面ごとに具体的な解説を行っている。
すべての産業医とその協働者
(保健師や看護師、衛生管理者、人事・総務スタッフなど)に
フルに活用してもらいたい、
実践的な内容を備えた一冊。
第1章は
総論として、産業保健活動全体の中での
就業措置・支援の位置づけや
就業措置・支援の基本、留意事項、
法的根拠について解説している。
第2章では、
就業措置・支援を行う代表的な場面を取り上げ、
それぞれの場面ごと具体的な解説を行っている。
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