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法の地平に労働が姿を現すとき
広大な人間的営みのなかに「労働」をとらえなおし、労働法の理路と未来を明らかにするアラン・シュピオの主著
「労働法の未来にとってただひとつ確実なのは、わたしたちはそれを完全になしですますわけにはいかないということである。……そのような仕組みがなければ、資本主義経済は、社会的暴力、環境破壊、金融破綻のかたちをとる破局的な限界に直面せざるをえない。」
(本文より)
●著者紹介
アラン・シュピオ Alain Supiot
1949年生まれ。ナント大学教授をへて、2012年から19年までコレージュ・ド・フランス教授を務めた。現在は名誉教授。邦訳書に『法的人間 ホモ・ジュリディクス』(勁草書房)、『フィラデルフィアの精神』(勁草書房)がある。
【訳者】
宇城輝人
関西大学社会学部教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。社会学・社会思想史専攻。
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