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がんの診断・治療は格段の進歩を遂げ,がんは不治の病ではなくなった。しかし,がんを患う時,人々は同時に嘘と秘密を抱えざるを得ない。患者に病名を告げることが普通になっても,再発や余命については家族によって秘密にされることもある。職場や地域ではがんであることを隠しているという患者もいる。そこで生まれた嘘や秘密が,患者と家族,医療者や支援者の苦悩を深めている。
本書は,がん医療の現場にある嘘と秘密を切り口に,がんがもたらす苦境をより深く理解し,がん治療に臨む患者と家族を支えるために何ができるかを考える。長くがん医療に携わってきた二人の医師による,より細やかなケアを実現するための試み。
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