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精神科医療のベースにして最重要ともいえる薬物療法だが、
日々の臨床において多くの医師が処方や治療の困難に悩まされているのではないだろうか。
本書はそのような悩みに応えるべく、
治療に戸惑う場面でありながらも、良質なエビデンスが不足している61の臨床場面について
エキスパート(日本臨床精神神経薬理学会専門医)の意見を取りまとめた結果を示すとともに
調査結果の詳細な分析や先行するガイドライン、メタ解析なども併せて示している。
具体的には、
・多くの医師が遭遇し、治療の難しさを感じやすいと思われる
うつ病23、双極性障害19、統合失調症19 の計61に及ぶCQの設定
・9段階のリッカート尺度により各選択肢がエキスパートにどのような評価がされているかを
一目でわかりやすいグラフのかたちで提示
・各CQについて先行するガイドラインなどではどのような意見が記載されているかを示し
今回の調査との差異も理解できる
といった点が本書の特長となるだろう。
経験豊富な多数の専門医たちの「意見」に直接触れることができるのは
何にも増して心強さを感じられるはずである。
自身の処方と同じなのか、あるいは違いがあるのか、本書を読み解きながら
多くを学んでいただき、今後の臨床に役立つ1冊としてほしい。
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