気になる子どもが変わる16の鉄則

気になる子どもが変わる16の鉄則

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出版社
中央法規出版
著者名
松浦直己 , 三重県立かがやき特別支援学校あすなろ分校
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2022年7月
判型
B5
ISBN
9784805887257

? 医療と教育がタッグを組んで生まれた 発達支援16の鉄則! ?
かがやき特別支援学校あすなろ分校は、隣接する三重県立子ども心身発達医療センターとともに、地域の気になる子どもたちの支援を長年行ってきました。
本書は、その支援の蓄積を16の鉄則に凝縮し、発達が気になる子どもへのアプローチや対応法をわかりやすく伝えるものです。
実践事例では、一見これまでも言われてきたような手法であっても、順序に従い、変わらずに続けていくことで、子どもたちが変わっていく様子がわかります。
エビデンスに基づく16の鉄則が、気になる子への対応に悩む教員へ解決のヒントに。通常学校での支援の工夫や授業の組立方などの情報も盛り込んだほか、発達支援に必要な知識も学べる充実の1冊です。

【主な目次】
第1章 あすなろ分校における支援とは
第2章 実践事例 気になる子どもへのアプローチと対応
 第1節 16の支援の鉄則
 第2節 実践事例
  1 心理面
 (事例)気持ちを伝えられず、衝動的に行動してしまう子ども/不安や苦手なことがあると、突然怒り出す子ども/気に入らないことがあると、すぐイライラする子ども/我慢できず一方的に話す子ども/空気の読めない、マイペースな子ども
  2 対人面
 (事例)集団参加が難しい子ども/人との関わり方が不適切な子ども/集団のルールが守れず、自分勝手に活動しようとする子ども/友だちや人を傷つけることばを言ってしまう子ども/騒がしい集団が苦手な子ども
  3 学習面
 (事例)漢字が書けない子ども/衝動性が高い(些細なことで学習が続かない)子ども/授業中ぼんやりしている子ども/自分の能力を正しく理解していない子ども
  4 身体面
 (事例)身体づかいや手先が不器用な子ども/口を閉じて飲食できない子ども
第3章 発達の概念
 第1節 DSM-5の神経発達症からみる発達
  発達は六つの軸で評価する/知的能力障害群について
  コミュニケーション症群について/自閉スペクトラム症(ASD)について
  注意欠如・多動性症(ADHD)について/限局性学習症について/運動症群について
第2節 DSMとICDについて
総括 あすなろ分校の実践と教育 監修の言葉にかえて
(コラム)
通常学級でできる支援の工夫 心理面/対人面/学習面
授業の組立例 【小学部】国語・算数/【中学部】国語/【中学部】数学 

【監修者】松浦直己(まつうら・なおみ)
三重大学教育学部特別支援教育特別支援(医学)分野教授・特命副学長(附属学校総括)、同大学教育学部附属小学校校長(以上、兼任)、福井大学こどものこころの発達研究センター客員教授。博士(学校教育学、医学)。

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