「記録の神様」山内以九士と野球の青春

「記録の神様」山内以九士と野球の青春

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出版社
道和書院
著者名
室靖治
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2022年6月
判型
四六判
ISBN
9784810521429

お笑いコンビ・ナイツ絶賛!

〈塙〉記録の神様・山内192って知ってますか?

〈土〉以九士だろ! 名前も記録みたいになってるよ!



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奇人・変人・記録の虫

野球の記録に生涯を賭けた男の決定版評伝



日本野球界で「記録の神様」と呼ばれる人物は複数いる。

その一人が、山内以九士(やまのうち いくじ 1902-1972)である。



「第一世代の直木松太郎が野球記録を「科学の対象」にし、

第二世代の広瀬謙三、山内以九士が記録を「科学そのもの」に高め、

宇佐美徹也、千葉功の第三世代は

先人の努力の上に、記録を「芸術品」に仕上げた……」

1995年の週刊ベースボール「ヒューマン・パーク」にはこう書かれている。



直木に師事し、宇佐美、千葉らを育てたのが山内である。



島根県松江市の名家に生まれた山内は、少年時代に野球の虜となった。

テレビはもちろんラジオもなかった時代。

新聞報道をたよりに野球のルールや記録を独学し、慶大野球部で直木松太郎に師事。

1936年、米国の規則を基にした『最新野球規則』刊行に携わり、

4年後には、広瀬と共同編集した『日本野球規則』がプロ野球に採用された。



公式記録員として作りつづけた精確無比のスコアカード、

米大リーグの関係者からも絶賛された

「ベースボール・レディ・レコナー」(打率早見表)…

その偉業は多くの尊敬を集め、1985年に野球殿堂入りを果たした。



山内以九士の生涯をつぶさに追いながら、

彼が生きた日本野球の青春時代を生き生きと描く貴重な書。

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