出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
離島出身の男が、一代でフランス皇帝へ。
彼はいかにして「英雄」となったのか。
フランス国民を熱狂させたカリスマの素顔とは。
ナポレオン生誕250周年に、西洋歴史小説の第一人者が満を持して放つ、英雄小説の決定版!
第24回司馬遼太郎賞受賞作。文庫版全3巻連続刊行開始!
1769年8月15日、コルシカ島の小貴族・ボナパルト家の次男として生まれたナポレオン。地元のガキ大将だった彼は、パリの陸軍士官学校を出て、コルシカの英雄・パオリの親衛隊となる。時はフランス革命真っただ中、コルシカにも革命をと勇み立つナポレオンだったが、過ぎた才知と熱意ゆえ、島を追われる羽目に。
故郷を追われたナポレオンは、フランス共和国軍の砲兵指揮官として頭角を現し、革命の実力者・ロベスピエール兄弟や派遣委員バラスと知り合う。トゥーロンの戦闘でイギリス軍、スペイン軍に大勝利を収め名をあげるが、情勢は急転。クー・デタでロベスピエール兄弟が処刑され、ナポレオン自身も投獄の憂き目に……。
だが、男はそこで終わらなかった。
パリが、革命が、彼を求め、ふたたび表舞台へ――。
【著者略歴】
佐藤賢一(さとう・けんいち)
1968年山形県鶴岡市生まれ。山形大学教育学部卒業後、東北大学大学院文学研究科で西洋史学を専攻。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞を受賞。2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞を受賞。『ハンニバル戦争』『遺訓』『テンプル騎士団』など著書多数。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。