吉村昭の人生作法

中公新書ラクレ

吉村昭の人生作法

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出版社
中央公論新社
著者名
谷口桂子
価格
924円(本体840円+税)
発行年月
2022年6月
判型
新書
ISBN
9784121507662

『戦艦武蔵』『破獄』などの作品で知られる作家・吉村昭(一九二七―二〇〇六)は、公私ともに独自のスタイル貫いた。「一流料亭より縄のれんの小料理屋を好む」が、「取材のためのタクシー代には糸目をつけない」。「執筆以外の雑事は避けたい」一方、「世話になった遠方の床屋に半日かけて通う」。合理的だが義理人情に厚く、最期の時まで自らの決断にこだわった人生哲学を、吉村自身の言葉によって浮き彫りにする。


目次

第一章 日々の暮らしの中で――日常の作法

第二章 これは小説になる、を探して――仕事の作法

第三章 生活の中に文学を持ち込まない――家庭の作法

第四章 書斎と家庭を離れて――余暇の作法

第五章 幸せだなあ、と毎朝つぶやいて――人生の作法

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