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本書は自分史の視点からみた、都市経営の思想・政策・実践論である。これまで著者は神戸市の都市経営の実態を論じてきたが賞賛と非難の渦中にあった。そのため都市経営の実像を伝えるには政策感覚をもつ個人をベースとする政策・実践論がもっとも説得力があるのではないか。
それは自治体経営における政策論争などにあっても、市民サイドの底辺からみると、観念論・イデオロギーに惑わされることなく適正評価ができると痛感した。あらためて自分史から都市経営・自治体運営の最適化を追求したい。
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