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高分子化合物は分子量が高いほど高性能で成形が困難である。この矛盾を解消するために成形後の架橋による高分子化・ゲル化が行われており、架橋技術は、機能性材料の開発に欠かせない要素のひとつである。本書は規範的な技術の発展をとげてきた塗料分野の成果を中心に、架橋剤の性質・反応機構・副反応・架橋結合の性質など必要な基本的知見を体系的にまとめ、他分野でも応用できる知識をもれなく収載している。
第2版では、その後の動向として、材料面での酸素原子・窒素原子から硫黄原子へのシフト、性能面での自己修復性・再利用性に必要な再分解性機能および生理学的な目的で用いるゲルの作製と解体に利用する生理学的な環境での反応をコントロールする技術の開発研究、さらに精密電子工学に利用するヘテロ原子を含まない架橋系・精密な造形のためのダブル架橋・作業の安全を高めるためのUV→可視光→赤外光への変換等の研究について加筆している。
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