代わりに読む人 0 創刊準備号

特集:準備

代わりに読む人

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出版社
代わりに読む人
著者名
友田とん , 蛙坂須美 , 海乃凧 , 太田靖久 , 小山田浩子
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2022年6月
判型
四六判
ISBN
9784991074301

可笑しさで世界をすこしだけ拡げる出版レーベル〈代わりに読む人〉から新しい文芸雑誌『代わりに読む人』を刊行。「読む」ことを通じた思いもよらぬ隣人や異界との出会いを生み、読む/書く人たちの試行錯誤の場となる「公園」を目指します。

『代わりに読む人0 創刊準備号』では、特集テーマも「準備」とし、有名、無名の分け隔てなく、文芸・アート・科学・実務などの分野から、次の作品を読みたい、広く読まれてほしいと感じる人たちに、「準備」から想起された小説・エッセイ・漫画などを執筆していただきました。

連載・小特集は「これから読む後藤明生」とし、今年生誕90周年を迎えた小説家・後藤明生について初心者からファン、批評家・怪談作家まで様々な人たちに寄稿いただいています。

「2021年に読んだ本」では、執筆者に2021年に読んだ本を紹介してもらっています。



◎特集「準備」

二見さわや歌……行商日記

陳詩遠……………解凍されゆく自身とジュネーブ近郊の地下で起こっている乱痴気騒ぎについて

小山田浩子………バカンス

伏見瞬……………準備の準備のために、あるいはなぜ私が「蓮實重?論」を書くことになったか

田巻秀敏…………『貨物船で太平洋を渡る』とそれからのこと

オルタナ旧市街…完璧な想像(ポートオーソリティ・バスターミナルで起こったこと)

近藤聡乃…………ただ暮らす

橋本義武…………準備の学としての数学

わかしょ文庫……八ツ柳商事の最終営業日

柿内正午…………会社員の準備

海乃凧……………身支度

太田靖久…………××××××

佐川恭一…………ア・リーン・アンド・イーヴル・モブ・オブ・ムーンカラード・ハウンズの大会

鎌田裕樹…………オチがない人生のための過不足ない準備

毛利悠子…………思いつき

友田とん…………雑誌の準備、準備としての雑誌



◎「2021年に読んだ本」

近藤聡乃/太田靖久/佐川恭一/田巻秀敏/柿内正午/蛙坂須美/小山田浩子/二見さわや歌/オルタナ旧市街/伏見瞬/東條慎生/海乃凧/陳詩遠/鎌田裕樹/わかしょ文庫/haco/友田とん/コバヤシタケシ



◎連載・小特集「これから読む後藤明生」

haco………………日常と非日常の境界線

蛙坂須美…………後藤明生と幽霊 ──『雨月物語』『雨月物語紀行』を読む

東條慎生…………見ることの政治性 ── なぜ後藤明生は政治的に見えないのか?

友田とん…………後藤明生が気になって


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