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2021年7月、熱海土石流事故は建設残土問題をクローズアップした。同じように全国には、持ち込まれ、積み上げられる危険な建設残土が存在する。熱海市をはじめ、京都、滋賀、大阪、奈良、愛知、三重の現状を精査して、その危険性を報告する。そして、この残土を生み出す、北海道・北陸新幹線延伸工事、リニア中央新幹線工事の問題点を明らかにする。こうした現実に対する、土砂条例と実効性のある法規制の必要性を説く。
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