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「…二十八種もの刑罰は凄惨すぎて日本語に翻訳するのも躊躇せざるを得ない。
何しろ、日本語にはない概念、日本語では置き換えられない暴虐の数々を
中国人たちは奔放にモンゴル人に対して行使していたのである。
…まさに、モンゴル民族が誕生して以来、初めて舐めさせられた苦難である」
(第4章より)
本書は約6000頁にのぼる中国政府の公文書と被害者報告書、
加害者側と犠牲者側の記録など、ほとんどが中国では未公開で研究者も
閲覧できない資料をもとに、封印された殺戮の全貌を検証した決定版である。
『ジェノサイドと文化大革命――内モンゴルの民族問題』改題。
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