広重ぶるう

広重ぶるう

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出版社
新潮社
著者名
梶よう子
価格
2,310円(本体2,100円+税)
発行年月
2022年5月
判型
四六判
ISBN
9784103368540

描きたいんだよ、おれが見てきた江戸の青空を――。〈青の浮世絵師〉歌川広重が謳歌した遅咲き人生! 美人画は「色気がない」、役者絵は「似ていない」と酷評されてばかりの歌川広重。鳴かず飛ばずの貧乏暮らしのなか、舶来の高価な顔料「ベロ藍」の、深く澄み切った色味を目にした広重は、この青でしか描けない画があると一念発起する。葛飾北斎、歌川国貞が人気を博した時代に、日本の美を発見した名所絵で一世を風靡し、遠くゴッホをも魅了した絵師の、比類なき半生を描く傑作長編。

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