歌う民衆と放歌高吟の近代

歌う民衆と放歌高吟の近代

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出版社
勉誠社
著者名
永嶺重敏
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2022年5月
判型
四六判
ISBN
9784585370031

万葉時代に若い男女が愛を歌い交わした「歌垣」、船唄や木遣り歌などの仕事唄など、古来日本人の生活は歌とともにあった。
しかし、明治になり、文明開化の流れの中で、卑猥な歌詞の俗謡、乱酔放歌などの暴行事件などが多発したことにより、放歌―辺りかまわず大声で歌うこと―は野蛮な行為と見なされ、処罰の対象となった。
日常生活のありふれた行為であるがゆえに、意識されず、記録に残されることの少なかった「放歌」の歴史を、犯罪記録として残った資料、多数の図版とともに丹念に紐解く。
明治の民衆の「歌う文化」を見つめなおす格好の一冊!

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