化物園

化物園

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出版社
中央公論新社
著者名
恒川光太郎
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2022年5月
判型
四六判
ISBN
9784120055362

「人間はおもしろい。だが、飼ってはならぬ」


スリルに憑かれ空き巣を繰り返す羽矢子。だが侵入した家の猫に引っかかれ、逃げた先で奇妙な老人に出会い……「猫どろぼう猫」

自尊心が高く現実に向き合えない王司。金目的で父の死を隠蔽した後、家にやってきたのは……「窮鼠の旅」

〈お手伝いさん〉として田舎の館に住み込むことになった、たえ。そこでの生活は優雅だが、どこか淫靡で……「風のない夕暮れ、狐たちと」


その他「十字路の蛇」「胡乱の山犬」「日陰の鳥」「音楽の子供たち」全七篇。

恒川光太郎が描く、《化物》たちの饗宴を、ご覧あれ。

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