論語と冠婚葬祭

論語と冠婚葬祭

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出版社
現代書林
著者名
加地伸行 , 一条真也
価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2022年5月
判型
B40
ISBN
9784774519487

儒教研究の第一人者と、礼の求道者による画期的な対談!
葬儀も結婚式も……冠婚葬祭の儀式の本質はすべて儒教です。日本人はその歴史的背景、文化的背景をご誤解している。
皇室儀礼も冠婚葬祭も、日本の儀式は儒教によって生まれた!

【目次】

まえがき  一条真也 

第1章 儒教と冠婚葬祭と
古い礼儀作法の教え?/「無縁社会」とは何なのか/儒教は宗教ではない?/現代日本の葬儀を考える/終末から修末へ/お墓と仏壇とをどうする?/「礼」を示すのが、お辞儀
歩き方も重要/仏式葬儀の作法/否定された祖先祭祀/出生、そして結婚/冠婚葬祭と年中行事と

第2章 儒教と死生観と
儒教と生命科学と/「魂の救済」と「死の説明」と/儒教の死生観/宗教に弱い日本人/唯心論と唯物論と唯葬論と/子どもがいないと子孫がいない?/儒教は死の恐怖を解放する
/東日本大震災と土葬と/「喪(葬)祭」となぜ書くのか/志は「死の不安」を超える/儒教における家族

第3章 『論語』を語る
誤解されている『論語』?/『論語』とドラッカーと/聖徳太子・徳川家康・渋沢栄一/DNAリーディングとは/令和の命名の問題/自分の幸せだけでいいのか/「礼」とは何か/「志」とは何か/為政者の条件/教育によって教養人をつくる/「徳」とは何か/「礼楽」とは何か/古典で己を磨く/「孔子」の人物像/君子と小人と/「仁」とは何か

第4章 儒教と他の宗教と
儒教はりっぱな宗教/「家族主義」を見直す/仏教の死生観/生と死とをつなぐ儀式/魂魄が帰ってくる場所/孔子による儒思想の創造

第5章 儒教と現代社会と
東日本大震災で見えたこと/「いじめ」をめぐって/幼児虐待と個人主義/現代日本と個人主義/知識ならコンピューターで十分/グリーフケアの時代/鬼滅か、鬼誅か

あとがき  加地伸行

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