地震発生の物理学

地震発生の物理学

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出版社
東京大学出版会
著者名
大中康譽 , 松浦充宏
価格
7,040円(本体6,400円+税)
発行年月
2022年5月
判型
A5
ISBN
9784130607674

地震現象を物理科学的視点に立って解明しようとする研究は、1990年代後半に「地震発生物理学」という新しい学問分野を誕生させた。本書は、プレート運動によるテクトニック応力の蓄積から、断層域での準静的な破壊核の形成を経て、最終的に不安定動的破壊にいたるまでの地震発生の全過程を、理論的・実験的基礎研究の成果に基づいて統一的かつ体系的に解説した、地震発生物理学の先駆的な教科書である。改訂にあたっては、初版の間違いを訂正するとともに、実験・理論両面からの一層の理解が進むよう、用語・表記・表現の不揃いの解消に努めた。

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