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シリーズ第5巻は「富嶽百景」と題し、他「東京八景」「帰去来」「如是我聞」を大活字、読み仮名付きで収載した。
本書には生身の太宰の声がそのまま聞こえてくるような、エッセイ風の小説をまとめた。長編小説を物すために甲州天下茶屋に滞在した周辺をまとめた「富嶽百景」。東京帝大入学時から作品執筆までの流れをたどり、自らの風景を描き出していく「東京八景」。亡父の知己である北さんと中畑さんの働きによって、勘当扱いの実家へ旅をする「帰去来」。文壇を取り巻く旧体制を激しく非難した問題作の「如是我聞」。
これらの作品に登場するは一癖も二癖もあるようでいて、不思議な魅力に溢れている。いまなお読者の問題意識を揺さぶる短編4作。
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